Tidbitsの考え方
Tidbitsでは、「大きな多機能アプリを作る」のではなく、「日常のちょっとした面倒を減らす、小さなツールを一つずつ出す」ことを方針にしています。たとえば最初のツールであるお支払いナビは、「このお店で、結局どの支払い方法が一番お得なんだっけ」という自分自身の疑問から始まりました。
個人開発でよくある挫折の理由は、作る対象が大きすぎて途中で疲れることです。1ヶ月で形になるくらいに絞ると、公開まで届きやすくなります。
必要なものは意外と少ない
静的なサイトであれば、次の3つが揃えば公開できます。
- コードを書く環境(エディタとブラウザ)
- コードを置く場所(GitHubなどのホスティング)
- 公開する場所(GitHub Pages、Cloudflare Pages、Vercelなど)
どれも、個人利用の範囲なら無料から始められます。独自ドメインを使いたい場合だけ、ドメイン代(年1,000〜2,000円ほど)がかかります。
Tidbitsが使っているもの
このTidbitsのトップページ(tiny-handy-works.com)は、ごく普通のHTML・CSSで作っています。フレームワークは使わず、ファイルをGitHubに置いて、GitHub Pagesで公開しています。独自ドメインは、Cloudflareで管理しています。
一方、お支払いナビのほうは、ページ数が多いため、Next.jsという仕組みを使って、データから自動でページを生成しています。生成したHTMLは、同じくGitHub Pagesで公開しています。どちらも、サーバーを借りて動かし続ける必要がなく、公開のコストはドメイン代だけです。
公開までの流れ
初めてサイトを公開するまでの、おおまかな流れです。
- 作りたいものを決める:できるだけ小さく。1画面でもいい
- GitHubでアカウントを作り、リポジトリ(コードの置き場)を用意する
- 手元でHTMLやコードを書いて、ブラウザで動きを確認する
- GitHubにコードを上げ(プッシュ)、GitHub Pagesで公開設定をする
- 独自ドメインを使いたい場合は、ドメインを買ってDNSを設定する
特にDNSの設定が最初はつまずきやすいところですが、慣れると数分で終わる作業です。
続けるためのコツ
公開してからのほうが大変、というのが個人開発でよく言われる話です。Tidbitsが続けるために意識していることをいくつか挙げます。
- 情報は定期的に見直す:掲載内容が古くなると、せっかく作ったツールの価値が下がります。更新のタイミングを月1回など決めると楽です
- 完璧を目指さずに公開する:手元で練り続けるより、使ってもらう中で見つかる改善のほうが有益なことが多いです
- 何かひとつ、自分が使うツールにする:自分が困っていることを解決するツールなら、作る動機が切れません
- 範囲を広げすぎない:次のツールを足すときは、既存のツールと別のサイトにする、など切り分けると管理が楽です
これから始める人へ
個人開発は、何から手を付けるかで迷いがちです。最初の一歩としては、「使っているサービスで、ちょっと不便なこと」をメモに書き出すところから始めるのがおすすめです。その中に、1画面で解決できそうな小さな課題が見つかれば、それが最初のツールになります。
Tidbitsでも、今後、暮らしの中で見つけた小さな面倒を、少しずつツールにしていく予定です。新しく公開したツールはトップページに追加していきます。